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ベアビック法とは

ルーレットでは、様々な賭け方・ベットする方法があります。その中でも、メジャーな方法の1つとして「ベアビック法」というものがあります。

ベアビック法とは

ベアビック法

ベアビック法とは、「0」を除いた36個の数字から1つ除いた35個の数字に同額のチップをストレートベットする方法です。

賭け方当選番号(図の場合)
ベアビック法0,14 以外の数字

また、2回目以降は「前回出た出目」と「0」を避けて35スポットにベットするのがこの方法で、例えば最初に「黒2」が出たら、次は「黒2」と「0」以外にベットするというのを続けていきます。

ベアビック法は高確率で当たりますが、利益が少ないのがデメリットとしてあります。確率と倍率は以下の通りです。

【確率】35/37=約94.59%
【倍率】36倍

チップ1枚あたり$10とすると、賭け金は35個の数字に同額のチップをストレートベットするので、$10×35=$350となります。当選した際の配当は36倍なので、$10×36=$360となります。つまり、$360-$350=$10が毎回35/37(約94.59%)の確率で獲得できるという計算になります。

ベアビック法は勝てない?

ここまで聞くと、高確率で勝てるから負けることはないと思うかもしれませんが、実は全然そんなことありません。というのも、このベアビック法は負けたときの損失がかなり大きいからになります。

そもそもべアビック法は前回出た目は出にくいという仮定のもと作られていますが、これは確率的には間違っております。同じ目が10回続こうと次に同じ目が出る確率は同じ(1/37)で、過去の結果は未来に影響しません。

チップ1枚あたり$10で期待値を計算してみると以下のようになります。

35/37の確率で$10獲得でき、2/37の確率で$350失うので、「$10×35/37+△$350×2/37=約△$9.46」となります。つまり、期待値的には1回賭けると$9.46負けるという計算になり、ベアビック法を37回行うと$350負けることになります。

高確率で勝利できるおすすめの必勝法と紹介している方も多いですが、長い目で見ればルーレットに必勝法なんかありませんし、娯楽のギャンブルくらいでルーレットをやる際にこんなベッティング方法もあったなくらいで思い出していただければと思います。

実力が伴わないルーレットのような運だけのギャンブルに必勝法はありませんので、ご注意ください。勝てるギャンブルはこちらで紹介しております。

まとめ

今回はルーレットの賭け方の1つである「ベアビック法」をご紹介しましたが、解説した通りやってはいけないシステムベットの1つとなっておりますので、ご注意ください。高確率で勝てる方法ではあるので、やるにしても2〜3回くらいがおすすめです。

そもそもベアビック法は多くのスポットにチップを置かなければいけないため、かなり面倒だと思います。短時間で期待値のあるギャンブルをやりましょう。

ありがとうございました。

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