この前、関西三麻をしていたときに何を切るべきか悩んだ場面がありました。
何を切るべきか?
4順目切り番で、自分が子供とする。
写真の通りを引いてテンパイしたのだが、先に下家にリーチされたのだ。早めのリーチとあって、完全な安全牌もない。しかし、一発でドラのを切ってリーチをするのはナンセンスだ。当たれば絶対に痛いし、追いかけるほどの待ちでもない。待ちはとの計3枚しかない。
では、切りのヤミテンはどうだろうか。
たしかにソウズまわりを引けば待ちもよくなるが、結局のどれかを切ることになり、危険牌を押すことになりそうだ。2回も危険牌を押すほどの価値もないし、ヤミであがれない。ましてや、一発もある。それならまだ、であがれる可能性もありそうだし、リーチの方がマシなくらいだ。ヤミテンも却下。
この手、実はテンパイをとらないのが正解だが、ではいったい何を切ればいいだろうか。
選択肢としては、ととになってくるだろう。
まずはの場合だが、のワンチャンスでもあり当たる可能性が低い。当たってもそれほど痛くないだろう。しかも、通れば2順耐えれる。めちゃくちゃ無難な1手だ。はりなおしたら、タンヤオになる可能性も。しかし、これほど対子や暗刻のある手で対子落としとは、もったいないという気持ちもわかる。
次にの場合だが、なかなかガメツイ一手だなと思う。利点としては、の壁でまだ当たる可能性が低いっちゃ、低いことと、三暗刻や四暗刻がじゃっかん見えること。しかし、を切らなくてはならない未来が見えてるし、四暗刻どころか三暗刻にもならず、結局ピンズのリャンメンでリーチする可能性が高い。守備力が低すぎるので却下です。
次に切りの場合だが、なかなかおもしろいと思う。初心者なら中々思いつかない一手だろう。リャンメンで追いかけリーチできる可能性が非常に高くなるし、受け入れが広い。また、ピンズがのびれば、もう一度通ったきってリーチができる。だが、よく考えるとソウズがのびればを切ることになるし、そもそもが一発で切るには危険牌すぎる。しかも3枚も持っているところからだ。逆に考えれば、変な牌を引いたら3順耐えれると思う人もいるかもしれないが、一発でを切っときながらベタおりはない。
やはり、の対子落としが一番無難であり、正解になりそうだ。
リーチが入っているのに、この手で切り追っかけリーチや四暗刻などを見るのが素人のやること。麻雀は押し引きが大事です。このような場面ですっとが切れるようになりましょう。
まとめ
このように、麻雀をしていて何を切るべきか悩んだら、後で強い人に聞いてみるか、自分の実力が十分であれば、家に帰った時にでも、もう一度じっくり考えてみて反省をすることが大切です。悩んだ場面があれば、その状況をしっかり記憶しておくか、写真を撮るなどして保存しておきましょう。そういった反省を繰り返すことによって、どんどん麻雀が強くなっていきます。
自分が何を切るべきか悩んだ「三麻の何切る問題」を10問作りましたので、こちらも是非ご覧ください!
ありがとうございました。