三麻初心者が中級者まで強くなる方法

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dora麻雀

麻雀のルールはある程度覚えたけど、いざ三麻に挑戦してみると全然勝てないという方はたくさんいると思います。私も4年間、大阪の三麻のお店でメンバーをしていましたが、ルールを覚えてから勝てるようになるまでに相当な時間がかかりました…

そこで今回は麻雀を覚えたての初心者からある程度勝てるようになる中級者になるための考え方について、私が特に三麻において重要だと思う初歩の初歩の部分を皆様にお伝えしていきたいと思います。

麻雀を構成する要素について

そもそも麻雀をする上で、考えなければいけない要素は大きく2つあります。それは「自分の点数を増やすこと(和了り)」と「自分の点数を減らさないこと(降り)」です。

まず和了りについて、自分の手が和了れそうな時にはどれだけの点数が見込めるのか、どれくらいの速度で手牌を進められそうなのかを考える必要があります。これがよく聞く「牌効率」というものです。

次に降りについて、自分の手が悪くて和了れそうにない、他の人のテンパイが早くて自分の手が間に合っていないという時には無意味な失点をしないために降りる必要があります。この判断を「押引き」と言います。

ルールを覚えたけどいまいち勝てないという方はこの2つの要素(「牌効率」と「押引き」)を覚えることができれば、ある程度は絶対に勝てるようになります。

今回はこの2つの要素についてざっくり解説していこうと思います。

牌効率について

牌効率とはそもそも手牌の中で何を切れば最速のテンパイにたどり着くのか?ということです。

なぜ牌効率を学べば強くなれるのかですが、上でも記載した通り麻雀の勝利の条件は他の人よりも多く点数を持っていること、ですので点数を得ることができる状態=テンパイに何を切れば早く到達できるのかという牌効率の考え方を覚えることで和了りの回数が増え、自分の点数も増えるということになります。

牌効率はある程度セオリーが決まっており、誰でもそのセオリーを覚えれば強くなれるので強くなりたい!という方は是非覚えましょう。

三麻の牌効率について、勉強したい方はこちらをご覧ください。

①5ブロック理論を学ぼう

自分の手牌を5つのブロックに分けるという考え方です。

麻雀の和了り形はほとんどが5ブロックで形成されています。(チートイツ、国士無双除く)

■■■+■■■+■■■+■■■+■■

なので、この5ブロックを強い形にしようというのが基本的な考え方です。

二筒三筒三筒九筒九筒一索三索七索八索白白中中中

例えば、この牌姿ですと

②③③+⑨⑨+13+78+白白+中中中

の6つのブロックで形成されているため最終的に1つのブロックが不必要になります。ですのでこの段階で一番弱いカンチャン部分の13を切ろうという考え方です。

5ブロック理論について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

②完全イーシャンテンを目指せ 

5ブロック理論を覚えたら次はどういう5ブロックを目指すべきかについて考えましょう。

目指すべき形はリャンメンテンパイです。では、どういう風に手牌を進めていけばリャンメンテンパイになりやすいのでしょうか。それが、「完全イーシャンテン」です。

完全イーシャンテンとは、次に何の有効牌を引いてもリャンメンテンパイになる形のことを言います。リャンメンテンパイを目指すためには、この完全イーシャンテンの形を逃さないようにしましょう。

二筒三筒三筒六筒七筒九筒九筒三索四索五索六索七索八索發

例えば、この牌姿からアンパイを残して③を切ってはいけません。發を切って③と⑨のシャンポン受けを残して受入れを最大にするようにします。

基本的に初心者から中級者を目指したい方は、まずは初歩の初歩でこの2つを考えて手牌を進めるようにしましょう。

押引きについて

ここまでは自分が和了ためにはどうすべきか?について説明しました。次は自分が無駄な失点しないためには?ということについて考えましょう。

私は4年間、大阪の三麻のお店でメンバーしていましたが、強い人は基本的にこの押引きの考え方がすごいしっかりしていました。初心者の時は自分が和了ることを考えがちですが、無駄な失点をしないために、この押引きについて考えていきましょう。

①相手が高そうな時は降りる

簡単な話ですが、役満気配がする等、相手の手が高そうな気配がする時はしっかりと降りましょう。

基本的に自分の手牌と相談してですが、ハネマン以上の気配がする時は降りるかどうか考えるようにしましょう。

②何スジ通っているかを考える

これはリーチ後に考えることがメインになりますが、四麻の場合だと18スジ、三麻だと12スジ全部でスジが存在します。このうち何スジが既に通っているかを考えましょう。

当然のことですが、通っているスジが多ければ多いほど残っている危険牌が当たる確立が高くなります。自分の手牌と相談し、自分が切ろうとしている牌がどれだけの確率で当たりそうなのか、それだけの危険牌を切るリスクに見合った手牌なのかを考えるようにしましょう。

③降りる時はなりふり構わず降りよう

初心者の頃は降りる時は基本的になりふり構わず降りるようにしてください。三麻ではよくあるワンチャンスやスジが普通に当たります。

手牌に名残惜しさはあるかもしれませんが、降りると決めた時は現物からきちんと切るようにしてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は初心者から中級者になるための「牌効率」と「押引き」についてざっくりですが解説していきました。初歩の初歩の考え方でしたので、今後の記事で更に細かく「牌効率」と「押引き」について考えていこうと思いますので次回も是非ご覧ください!

ありがとうございました。

この記事を書いた人
だよし

三麻が得意だと思ってる麻雀ライター/天鳳8段/MJモバイルR2600〜/関西三麻学生大会優勝/三麻メンバー歴9年目/年間収支はプラスを7年継続中/ギャンブル依存症を現在治療中

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